自分との対話の重要さを理解する。(自己対話)
成功哲学でよく言われることの1つに、自己対話の重要性があります。
それは、「自分と自分との対話」です。
自分が自分に対して「話す内容」が、とても大きな意味を持っている。
このことに気付いていない方が数多くおられます。(私もその1人でした)
セルフイメージ
中々ピンとこない方もいると思いますので、少し詳しく説明します。
朝起きて夜眠るまで、人は、1分間に150から300語程度「心の中で自分に語りかけています」−− 1日の思考の数にするとおおよそ5万語❗もの数。
なかでも特に気を付けていただきたいのが、自分で自分を卑下する自己会話です。
例えば、
・朝、寝坊した ➡ 「あ〜、また寝坊した❗なんてダメなんだ。俺は」
・仕事でミスをした ➡ 「あっ。やってしまった❗なんてバカなんだ❗」
このように、自分で自分の価値・セルフイメージを下げてしまうような
自己対話を繰り返していると、本当に自己イメージが下がってしまいます。
【 最も影響力の強い会話 】
それは「1人でいる時に自分自身と交わす会話」と言われています。
自分自身に語りかける言葉…これは本当にとても大切です。
【 言葉の力で人を病気にさせたある実験 】
言葉の持つ力で、人を病気にさせることが可能か? ある実験がアメリカで行われました。対象となる人物の職場の人間に、実験と説明し協力してもらいました。
部署が違う複数の「被験者の共通の知人」に、被験者に会う度に、次のような言葉をかけるという実験です。「顔色悪いけど大丈夫?」「どこか、具合でも悪いの?」 何人もの職場の同僚から「具合悪そう」と言われ続けるわけです。
被験者も初めは、「全然元気だよ❗」「身体の調子もOK。どこも悪くない❗」と
軽く受け流していた「被験者」ですが、色々な部署の知人から「深刻そうな顔で
心配されたり」「直ぐに医者に診てもらった方がいい」などと言われ続けるうちに
鏡を見た自分に対して、「言われてみれば、確かに顔色がすぐれないようだ」
と、自らの心の声が、「具合の悪い自分」のイメージを作りあげていきました。
その結果、実験だったハズが「本当に具合が悪くなって会社を病欠した」のです。
恐ろしいですね。言葉の力(暗示の力)は、とても強力はパワーを持っています。
使い方を間違えると、とても大変なことになりますが、プラスに働かせば、これほど頼もしい味方が他にいません。しかも「報酬は無料です(笑)」
自分自身に対して「誇らしい自分」を心がけるようにしましょう。
脳心理学者で有名な苫米地英人教授は、アファメーションという書籍の中で
もし、失敗した時には、自分に対して「自分らしくない」「私らしくない」
「俺らしくない」と発言するように助言されてます。
決して、「なんてバカなんだ❗俺は」 絶対 NG
親・兄弟・親戚・友人・恋人・夫・妻・職場の同僚、上司など周りの人間から
「あなたって〇〇タイプね」や「あなたは□□な人」など、ネガティブなイメージを抱かせた人間性を現す「言葉」を無数に投げかけられます。 それらの「評価」は、あくまで「相手があなたに下した評価」でしかありません。それを受け入れるか「受け入れないか」を決めるのは「あなた自身」です。
他人の評価をそのまま受け入れる必要は、全くありません。
ましてや、自分のことさえよく解らない自分を、簡単に他人に判断されたくないですよね。
前回、ご案内した「自分自身へのセルフトーク」を通じて
自己イメージを向上させ、あなた自身のセルフイメージを高めましょう。
このブログを最後まで読まれたあなたは、きっと「自分を変えたい❗」と
思われていることでしょう。
出来ます。あなたは必ず出来るはずです。
世の中にたった独り1人しかいない「あなた」
もっと自分のことを大事に、そして自分を「信頼・信用」してあげましょう。
「自分は必ず出来る。やれる。自分で自分の事が誇らしい❗」
そんな気持ちを味わいながら、毎日眠りに就きたいと思う今日この頃です。
潜在意識を活用して、より良い人生を❗
この記事がお役に立てば、幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。