日本のお金持ちの話
前回、欲しいお金の金額を明確にする話をしました。
今回は、少し視点を変えて「日本のお金持ち」に関する話をしたいと思います。
日本のお金持ち、金融資産1億円以上を保有する人は、どれくらいだと思いますか?
私も驚いたのですが、世界的に見ても日本は本当にお金持ちの国だと知りました。
2年前の2015年で、272万人です❗ 当時の日本の人口は、1億2709万人でしたので
約2%の人たち、100人中2人が金融資産1億円以上の資産を保有している計算になります。あなたの身近にも、確実に「億万長者」は存在しているんですね。
テレビ東京のWBSで放送された内容をまとめてご案内したいと思います。
金融資産1億円以上を保有している方の特徴
・世帯支出額の平均、約30万円。 意外と質素?
・80%以上が日本株を保有している。 金融資産として株式は必須ですね。
・節税対策として、NISA、ふるさと納税、医療費控除、年110万円以下の贈与など
・所有する車の第1位は、トヨタ❗(ベンツじゃない)で時計はSEIKO 。
・趣味のベスト3は、順番に国内旅行、海外旅行、そして投資。
・最も関心の高い項目は、健康、教育、絆、寄付の4項目。
大体このような内容でした。
世帯支出が30万円らしいのですが、家賃や自動車などの支払いを含んでいないので
健康に気を使う良質な食材を購入されているみたいです。
所有する車のブランドはほとんどが国内メーカーで、第3位がメルセデスでした。
ブランドや外見よりも「アフターサービスを含め安心安全な国産メーカー」を
選ばれているようです。
時計がロレックスでなくSEIKOだったのが意外(セイコーさん失礼)でした。
やはり「旅行」が趣味の方が多く、近年増加する豪華客船でのクルーズも、要因の一つかもしれません。みなさん、有り余る時間とお金がありますからね。
最も関心の高い項目として、「健康」があります。少し詳しく説明すると
超高級老人ホームへの入所や、高額な人間ドックの受診などです。
残り少ない余生を過ごす終の棲家として、24時間体制で専門ドクター在住、各種サービスが完備され、三ツ星レストランクラスの料理を提供する超高級老人ホームを選ばれる富裕層が多いとのことでした。
また、教育への関心も高く子供の進学面だけでなく、情操教育やお金、投資、運用のみならず人としてあり方、生き方などの教育に力を注がれる傾向が強いようです。
このことは、絆にも現れており、家族一緒に食事会を行う、一緒に旅行を楽しむなど
家族や一族としても絆を大切にする特徴があるようです。
最後に、最も大切な点と感じたのが、「寄付」です。
多くの富裕層の方が公益社団法人などへの寄付を行っています。
また、所得税の寄付控除を活用もされており、節税対策の一環ではありますが
富を社会へ還元するという、「与える」精神をしっかりと持っておられます。
この与える精神は、お金持ちになる上でとても大切な心構えの一つです。
このあたりが億万長者が億万長者である所以なのでしょうね。
潜在意識を活用して、より良い人生を❗
この記事がお役に立てば、幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。