お金がない、お金がない
前回まで、ネガティブな感情を抱くことで、マイナスの波動を自ら発して
その波動が同じようなマイナスの出来事を引き寄せるお話をしました。
強烈なマイナスの思考が、ものの見事に繰り返し再現される事例を、私自身の恥ずかしい過去をお話ししたいと思います。
大学を中退しフリーターとなった私は、とある中学生向け学習教材を訪問販売する会社でアルバイトをするうちに準社員の身となり、いつしか学生アルバイトを募集、採用、教育、指導する立場になりました。スーツを来た営業マンが訪問販売出来る時代は既に終わっていたので、学生をアルバイトとして採用し、高額な学習教材をローンを組んで対象の顧客に購入してもらう営業スタイルでした。
社会経験の無かった無知な自分は高額教材に少なからぬ罪悪感を抱きながら、1セット30万円する教材を学生に販売させていました。
やがて学生アルバイト手法が噂となり、ほとんど売れなくなっていきました。
当時、親元を離れ同じフリーターとの共同生活をしていた私は、食べるものがなく事務の女性が見かねてラーメンの差し入れをしてくれたほどでした。
この時に、お金が無いという強烈なトラウマが生まれたのかもしれません。
パチンコで一攫千金を狙ってもすぐに無くなる。
会社の上司は消費者金融から督促の電話が絶えないブラックな人達でした。
人生終わったかも、と正直思いました。
大学を中退したことの親への引け目から、実家には一切連絡を取っていませんでしたが、とうとう事情を話して半ば強制的に連れ戻されました。親に感謝です。
”お金が無い、お金が無くて辛い、お金が無いから何も買えない、お金があったら
お金が無いからこんな苦労するハメに、お金が無いと心も寂しい、お金が無い”
「お金」に対して一日中、このように考えていました。
当然のことながら心に抱く感情はいつも「不安・心配・悲観・苦しみ・情けなさ
やるせなさ・不甲斐なさ・そして強烈な自己嫌悪」でした。
このあとものの見事に「お金にまつわる苦悩」を体験します。
・駐車違反による罰金の支払い
・物損事故に伴う示談金支払い
・久し振りにパチンコで連チャンした後、トイレで財布の紛失
今にして思えば、人生お先真っ暗の状態。
「心の状態が現実の世界に影響する数多くの事例」、今になってようやく
この法則に気付いた自分です。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
潜在意識を活用して、より良い人生を❗
この記事がお役に立てば、幸いです。